しそ
しそ
中国では古来より薬草、漢方として用いられており、日本でも古くから薬用として栽培されていた事が知られています。今回はしその魅力についてご紹介いたします。
普段私たちがスーパー等で良く見かけるのは、青じそ(大葉)です。これは青じそが1年を通して出回っているのに対して、赤じそは6~8月頃が旬と時期が限られている為です。一般的に青じその方が栄養が高く、赤じそは薬用の成分が高いと言われています。
他の野菜と比べて特に豊富なのが、B-カロテン(ビタミンA)です。また、ビタミンC、B、カルシウム、鉄分等もバランス良く含まれ、独特の爽やかな香りはぺリアルデヒドと呼ばれる芳香成分です。この成分は防腐・殺菌作用がある為、お刺身のつまや、様々な料理の薬味として目にする機会も多いと思います。
暑い時期にさっぱりと、爽やかな香りのしそを使った料理はいかがでしょうか?
しらすと青じそのジェノベーゼ
材料(2人分)
- パスタ 200g
- しらす 適量
- 青じそ2-3枚 (盛りつけ用)
A:ジェノバソース
- 青じそ 10枚~15枚
- にんにく 1片
- 松の実 (ピーナッツ、クルミなどで代用可)大さじ1
- 粉チーズ 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ2-3 (お好みで)
- 塩 小さじ1
<作り方>
1.Aをミキサーにかけ、ペースト状になるまでよく混ぜます。
2. 熱したフライパンに茹でたパスタと1を入れ、弱火でよく絡めます。
3. 2を皿に盛り、細く切った青じそとしらすを添えて出来上がりです。
ソースはまとめて多めに作っておき、瓶などに入れて冷蔵庫で保存しておくと便利です。青じそジェノバソースはトマトなどの野菜や、チキンソテーなどと合わせてもおいしく頂けます。保存の際はオリーブオイルがソースの上にかぶるくらいまで流し込み、ソースが空気に触れないようにしましょう