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たら
たら
たら(鱈)は寒さが最も厳しいこの時期に旬を迎えます。日本では鍋料理などでもお馴染みの食材ですが、今回はちょっとお洒落なアクアパッツアのレシピと共にご紹介致します。
たらにはまだら、すけとうだら、こまいと種類がありますが、一般的にたらと言うと「まだら」を指します。また、口が大きい事も特徴で、その大きな口で捕食する事から「大口魚」とも呼ばれ、大食漢の魚として「たらふく」の語源とも言われている魚です。繊細な白身は非常に淡泊で脂身も少ないですが、イノシン酸やグルタミン酸などのうまみ成分を豊富に含んでおり、飽きのこない美味しさと共にビタミンAやビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなども含んでおり、低カロリーで美味しくヘルシーに頂ける白身魚です。
胃腸の疲れなども出やすいこの時期には最適の食材です。切り身は傷みやすいため、ピンクがかった透明感のあるものを選びましょう。
たらの簡単アクアパッツア
<材料(2人分)>
- たらの切り身 2枚
- あさり(砂抜き、殻をよく洗う) 100g
- ミニトマト(半分に切る) 5~6個
- 黒オリーブ お好みで
- にんにく(みじん切り) 2片
- オリーブオイル 大さじ1
- 白ワイン(なければ酒) 大さじ2
- 水 50ml
- タイム(なければ省略) 適量
- レモン(輪切り) 適量
- 乾燥パセリ 適量
- イタリアンパセリ(生) 適量
- 塩コショウ 適量
<作り方>
1. フライパンにオリーブオイルを引き、にんにくを炒めます。
2. にんにくの香りが上がってきたら、タイムと一緒にたらの切り身を焼きます(中火)。
3. 片面に焼き色が付いたら裏返し、あさり・黒オリーブ・白ワイン・水を入れ、フライパンのふたをして蒸し焼きにします。
4. あさりの口が開いたらミニトマトを加え、全体をよくなじませます。塩コショウで味を整えます。
5. 乾燥パセリを振り、レモンとイタリアンパセリとともに盛りつけましょう。