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しじみ
しじみ
しじみの旬は夏の「土用しじみ」、冬の「寒しじみ」と年2回ありますが、特にこの時期のしじみは産卵期に当たる事から収穫量も多く、身が大きいプリプリとした食感を楽しむ事が出来ます。
しじみはその小さな身に栄養素が沢山詰まっており、他の貝類と比べてもその栄養価は高いです。また、縄文時代の貝塚や万葉集に出てくる「四時美」と言う言葉からも、古くから日本の食文化に根付いた重要な健康食材であった事が知られています。しじみには貝類に多く含まれる鉄分や亜鉛の他、タウリン、オルニチン、ビタミンB群、カルシウムなどを豊富に含んでおり、中でもオルニチンはしじみの代表的な栄養成分として耳にされる機会も多いと思います。必須アミノ酸であるオルニチンは、タウリンなどと共に疲労回復や肝臓に優しい食材として、お酒を飲まれる方のみならず積極的に摂りたい食材ですね。
しじみの味噌汁みょうが添え
<材料(2人分)>
- しじみ(殻付き) 約150g
- 酒 大さじ1
- 水 2カップ
- みそ 大さじ2~2強
- みょうが 1個
<作り方>
1. しじみは砂抜きをし、殻同士をこすり合わせて良く洗います。
2. 鍋にしじみと水、酒を入れ強火にかけます。沸騰したら中火にしてアクを取ります。
3. しじみの口が開いたら2分ほど加熱した後、一旦火を止めて味噌を溶かし入れます。
4. もう一度強火にかけ、沸騰する直前で火を止めます。
5. 器に盛り、千切りにしたみょうがを添えます。