美味いもん溢れるだんじりの街 大阪府 岸和田市
岸和田市は大阪の南部に位置する人口20万人の街です。古くから「城とだんじりのまち」として知られる本市ですが、最近では臨海部のコンサートホールやアウトレットモール、山間部の「牛滝温泉・いよやかの郷」が、近隣からの多くの若者やリゾート客の注目の的となっています。関西国際空港から車で15分という好立地も手伝ってか、毎年9月のだんじり祭りには2日間だけで50万人以上の観客が集まります。
かしみん焼き |
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「お好み焼き」と言えば皆さんどんな具材を思い浮かべますか?定番の豚肉・イカ・海老はもちろん、チーズや餅を入れても美味しいですね。岸和田の地元料理「かしみん焼き」はお好み焼きの一種ではあるのですが、ちょっと変わっているんです。小麦粉を水で溶いただけの生地にキャベツの千切りを乗せ、関西で言うかしわ(鶏肉)と牛脂のミンチをトッピングします。この2つの具材の頭文字をとって「かしみん焼き」普通のお好み焼きよりも濃厚な味わいが楽しめます。 |
水なす |
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水分を沢山含んでいて、なすにはめずらしく生食ができます。農作業をしていて喉が渇いた時には、このナスを食べ喉の渇きを癒したという程ジューシーで、果皮が柔らかくほのかな甘みもあります。普通のなすに比べるとちょっとお値段張りますが、大阪の泉州地域におこしの際には是非お土産に!喜ばれる事間違いなしです。 |
だんじり祭り |
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岸和田といえばコレ!岸和田城下及びその周辺で、毎年9月に五穀豊穣を祈願して行われるお祭りです。重さ4㌧のだんじりを速度上げて方向転換する「やりまわし」が醍醐味で、曲がり角にはいつも大勢の観客が集まります。時には人様のお宅の屋根を破壊してしまう事もありますが、そこはさすが岸和田市民!笑って許してくれます??(※ちゃんとだんじり保険があります) |
岸和田城 |
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1334年、和田高家が現在地より東に500m程離れた場所に「岸和田古城」として築城した事から始まります。その後現在の場所に移築され、羽柴秀吉の時代には紀州征服の拠点として活用された歴史もあります。岸和田城の別名は「猪伏山(いぶせやま)ちきり城」と言います。これは本丸と二の丸を合わせたものが、機の縦糸を巻く「ちきり」に似ている事に由来しています。近年は観光施設として力を入れているようで、音楽祭が行われていたり、結婚式を挙げる事もできます。春には桜の見所としても有名です。 |