歴史と自然あふれる商都 富山県 高岡市
高岡市は、加賀藩の二代藩主・前田利長公が築いた高岡城の城下町として栄えました。その歴史に触れることができる街並みが、今でも随所に残ります。また、能登半島の付け根に位置することから自然にも恵まれ、雨晴海岸に代表される観光名所が幾つもあります。
富山県営渡船 |
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通称、「越ノ潟フェリー」と呼ばれている無料の県営渡し船です。富山新港の港口部、越ノ潟と堀岡の間、770メートルを4分で渡ります。高岡駅から路面電車「万葉線」に乗ると、40分余りで終点・越ノ潟駅に到着、目の前に富山県営渡船「越の潟発着場」があります。 |
金屋町 |
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千本格子の家並みが続き、昔懐かしい風情を愉しむことができます。前田利長公が城下町である高岡の繁栄策として鋳物作りを推奨したことから、金屋町は高岡鋳物発祥の地として栄えました。街並みの中には「鋳物資料館」もあり、高岡鋳物の歴史を知ることもできます。 |
鳳鳴橋 |
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高岡駅から金屋町に向かう途中、「鳳鳴橋」を渡ります。前田利長公が高岡開町の折、中国の詩経の一節「鳳凰鳴けり、彼の高き岡に」から町名を命名したと伝えられ、「鳳鳴橋」の名も、この一節から名付けられました。上下流側の歩道に雌雄の鳳凰像がそびえています。 |
山町筋 |
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土蔵造りの商家が600メートルにわたって続いています。商人町として栄えていた山町は、明治33年(1900年)に発生した「高岡大火」によって焼き尽くされました。その後、復興に当たり防火構造物である土蔵造りが進められ、今に残る土蔵は昭和初期までの建造物です。 |