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薬食同源タイトル画像岡希太郎先生
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第25話 黒い食べもの

 昔の人は食べものの色と健康の関係に興味をもっていました。赤、緑、黄、白、黒の5色の健康効果は、中国古典や漢方の五行説に通じるからです。そこでちょっと想像してみましょう。

  赤から白の食べものはごく普通に思いつきますが、黒い食べものとなりますと、ちょっと不気味で怖い気がしませんか?真っ黒なイカスミを食べた翌日に、あれの色まで真っ黒になってびっくりしたことありませんか?

  コーネル大学で抗酸化食品を研究しているチュアン・リー教授は、黒い食べものについて現代風に語っています。リー教授が推薦する6つの黒い食べものとは、次のようなものです。

・黒胡椒(black pepper)

・黒茶(black tea)

・黒レンズ豆(black lentils)

・黒大豆(black soybeans)

・黒ベリー(blackberries)

・黒米(black rice)

 リー先生によりますと、黒い食べものの色とは、大量のポリフェノール・アントシアニンによるのだそうです。本来ならブルーベリーの藍やストロベリーの赤など鮮やかな天然色素なのですが、大量になるとすべての色を吸収して黒く見えてくるのだそうです。

  黒い食べものに豊富に含まれているポリフェノールは、ストレスが原因の酸化障害を防いだり、老化を遅らせる抗酸化作用をもっています。リー先生は、生まれ故郷の中国や日本で発展した薬膳の知識もとり入れて、肥満と糖尿病に悩むアメリカ人に、黒い食べものを勧めているのではないでしょうか。

 ではパスタに似合うイカスミはどうかといいますと、こちらは動物性のタンパク質に黒いメラニンが混ざった色で、ポリフェノールとは関係なさそうです。

 さて、猛暑の夏が去って、いよいよ実りの秋がやってきます。野山に出たときは、黒い色に見える植物性の食べものを探してみては如何でしょう。リー先生のリストには載っていませんが、レーズン、プルーン、梅肉エキス、黒ゴマ、黒酢、黒蜜、黒砂糖・・・探してみれば色々あります。

10月1日はコーヒーの日、黒光りするコーヒー豆にもコーヒー・ポリフェノールが入っていますよ。もう1つおまけに、クレメジンという慢性腎臓病のおくすりは、真っ黒な薬用活性炭の粉末ですが、これはポリフェノールではありません。

 

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