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薬食同源タイトル画像岡希太郎先生
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第35話 カロテノイドを食べよう

 「ビタミンAが不足すると視力が落ちる」と言われます。レバーを食べればビタミンA欠乏を防げますが、逆に摂り過ぎると皮膚や頭髪に異常が出てしまいます。

 ビタミンA不足を防ぐ安全な方法は、カロテノイドを食べることです。食べたカロテノイドはビタミンAに変化しますし、しかもビタミンAが不足したときだけ変化するのです。ですから、カロテノイドを食べ過ぎてもビタミンA過剰症にはなりません。

 では、カロテノイドってどんなものでしょうか?知ってるようで知らないことがたくさんありますよ。先ずは誰もが知っているベータカロテン。これはニンジンの橙色の色素です。ニンジンが嫌いな子供が多いのですが、早く食べられるようになって、丈夫な大人に育って欲しいものです。

 さあ、ここからが本番です。温州ミカン特有のベータクリプトキサンチン。手のひらが黄色くなるほど食べれば加齢黄斑病(目の奥にある黄斑の異常で放置すると失明する)にならずにすむという新発見で、ミカンの人気が戻ってきました。でもこの名前を聞いてカロテノイドを連想する人がどれだけいらっしゃるでしょうか?温州ミカンには青色光から眼を護る抗酸化作用があるのです。

 次は完熟トマトのリコピン。リコピンという名を知らない人は少ないと思いますが、カロテノイドの1種だと知っていますか?数年前のTVニュースが、強い抗酸化力とダイエット効果について伝えた途端、スーパーの野菜売り場からトマトがなくなってしまいました。

 もう1つ野菜のカロテノイドは、ホウレン草のルテインです。緑色が強過ぎて橙色は見えませんが、それでも含有量はかなり多い。「根本に近い赤いところに栄養があるんだよ」と習ったものですが、現代農業の栽培法でははっきりとは見えません。

 以上は野菜のカロテノイドでしたが、最後に珍しい動物のカロテノイドを紹介しましょう。故郷の清流で孵化してから4年。どんな急流をも遡る秋鮭の筋力は、カロテノイド・アスタキサンチンの賜物です。その橙色の抗酸化作用で、激しい筋肉運動が作る活性酸素を消してくれるので、生まれ故郷に戻れるのです。

 さて、カロテノイドは橙色をした色んな食べものに、色んな形で入っています。大事なことは、カロテノイドなら何でも食べるということです。種類によって、旬の時期が微妙に違う、抗酸化力が微妙に違う、予防できる病気の種類も微妙に違う。ですからカロテノイドを万遍なく食べることで、1年を通じて効果が得られます。インフルエンザだって軽くてすむようになりますよ。

 

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