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薬食同源タイトル画像岡希太郎先生
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第49話 秋の味覚の季節感

 さあ、実りの秋がやってきますよ。今年の夏は前半が猛暑、後半は長寿台風に続く豪雨と冷夏。お盆の間に体調を崩してしまった人も多いのではないでしょうか。それでもカレンダーは1日1日を刻んで、間もなく秋がやってきます。
 食生活に季節感が減って、昭和生まれにとっては何とも寂しい気持ちですが、それでも数えてみるとしっかり季節感のある食べものが見つかります。
 先ずは何と言ってもマツタケです。他のキノコがどれも人工栽培できるようになったのに、何故かマツタケは自然のものしかありません。保存もきかず、この季節だけの貴重品で、庶民にとっては高嶺の花。ですから栄養のことなど言っても無駄でしょうが、免疫を活性化するベータグルカンは、マツタケが一番なのです。万が一に味わうことができたら幸運というほかありません。
 次なる味覚は柿。ベータカロチンをはじめとする栄養がいっぱい、カロリーもいっぱいの秋の果実の王様です。干し柿にしてしばらくは保存できますが、春までもたすことはできません。そして「柿が赤くなると医者が青くなる」と言い伝えられているように、柿を食べれば病気にならずにすむのです。
 もう1つの果実は梨。早いものは夏のうちから出始めますが、手ごろになるのは9月になってから。梨のみずみずしさは他の果実で味わうことは困難です。スイカがあるじゃあないかと思ってみても、夏のスイカが終わってからが、梨の旬になるのです。では梨の成分は水だけかと言えばそうでもありません。某製薬会社が「アスパラで生きぬこう」とTVコマーシャルを流したドリンク剤・・・そのアスパラギン酸が梨1つに100ミリグラムも入っています。夏の疲れ解消に役立ちそうです。
 さてお次はと言いますと、冷凍ものは食べる気がしないというお方に、いよいよ水揚げ本番を迎える秋刀魚があります。冷凍技術の向上で、季節感がなくなるのではと心配でしたが、そんな心配どこ吹く風、「やっぱり秋は秋刀魚に限る」が実感です。秋刀魚の栄養と言えば、それはもう必須脂肪酸のDHAとEPA。今やサプリメントの王様になりましたが、天然の味は格別です。
 マツタケ、柿、梨、秋刀魚・・・ときましたが、季節感のある秋野菜が見つかりません。どれもこれも1年じゅう野菜売り場に並んでいるものばかりです。止むを得ず、これから冬に向かって美味しくなる野菜を探してみると・・・ありました、ネギと大根。夏の間もあったのですが、正直言って美味しくありませんでした。鍋の季節はまだ先ですが、大根が美味しくなると秋刀魚の味も引き立ちます。
 さあ皆さん、食欲の秋には、毎日とは行かなくても、できるだけ季節を感じる食べ物を探して食べましょう。何故かと言えば、季節感を具えた美味しい食事にこそ、季節に合った薬食同源の魅力があるからです。

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