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薬食同源タイトル画像岡希太郎先生
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第58話 健康な身体づくりはお腹から

 「腹も身の内」とは「お腹もからだの一部であるから大切にして暴飲暴食は慎むべきであるということ」と辞書に書いてあります。これだけ読むと、お腹より全身が大切というように思えますが、実は現代医学ではそうではありません。

 「健康な身体づくりはお腹から」・・・だからお腹を大切にして、暴飲暴食を慎むことは当り前で、お腹に良いものを食べて、病気を予防し、老化を防いで、健康長寿を楽しもう・・・ということなのです。年を取ったから仕方ない・・・と諦めるのではなく、今からでも遅くないので、毎日の食べ物に気配りしましょう。ごく最近の世界の医学研究がこぞって「お腹が大切」と断言しています。

 キーワードは「腸内菌(または腸内細菌叢)」です。健康な人の大腸には善玉と悪玉の両方の腸内菌が住んでいます。その数は100種100兆個以上で、うんちの半分以上にもなると言われています。毎日の食べものの種類と量によって、善玉が増えたり悪玉が増えたりしています。善玉と悪玉は互いにバランスを取り合って増えたり減ったりしているのです。善玉が増えると悪玉が減り、悪玉が増えれば善玉が減るといった具合です。

 その腸内菌の善玉が、大腸の壁細胞の隙間に潜んでいる免疫細胞に対して、がんを予防したり老化を防いだり、更にごく最近になってから解ったことには、年を取ってからの認知機能を維持するような信号を送っているというのです。これはもうただ事ではありません。まるで薬のような・・・というよりも、薬を超える凄い働きをしているのです。

 ところで、ドラッグストアでも買える整腸薬に、ビフィズス菌や乳酸菌のような腸内菌を配合したものがあります。ではこういった腸内菌製剤に、がんを予防したり老化を遅らせる効果があるでしょうか?残念ながらほとんどないのです。手に入る整腸薬の目的は、お腹の調子を改善して消化を助け、お通じをよくするといった、文字通りの整腸作用に限られています。ですから健康長寿を実現するためには、市販の整腸薬に加えて、善玉・悪玉のバランスを整えてくれる野菜(ビタミン、ポリフェノール、繊維質が豊富)を多くとり、季節の果物(ビタミン、ミネラル、繊維質が豊富)を生のままで食べる習慣が大事なのです。

 食べ物によって変化する腸内菌のバランスは、腸の調子を保ちながら、薬食同源の自然の恵みを上手に摂ることで実現できる生活の知恵なのです。

薬食同源

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