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薬食同源タイトル画像岡希太郎先生
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第69話 牡蠣の季節ですよ

 コロナを恐れて大勢の人が引きこもりのまま、急に涼しくなりました。そして広島の牡蠣が収穫期に入ったとのことです。何とも嬉しいニュースです。と言うのは、牡蠣に、そして牡蠣だけに、コロナに打ち勝つ強力な武器があるのです。

 牡蠣が持っている武器とは、必須栄養素でミネラルの1つ、亜鉛です。この亜鉛が牡蠣には十分に多く入っているのです。こんなに有り難いことはありません。毎日食べても飽きることがなく、その上コロナを予防できるなんて、一石二鳥ではないですか。では牡蠣の亜鉛がどうしてコロナに効くのか書いてみます。

 コロナがヒトに感染するとき、入り口になるのはある酵素です。その酵素とは、アンジオテンシン変換酵素(ACEs)と呼ばれていて、血圧をコントロールする大事な酵素です。この酵素を抑える薬があって、高血圧の方なら飲んだ経験者が多いはずです。そのACEsには2つあって、1つは悪玉のACE1、もう1つは善玉のACE2と呼ばれています。悪玉は血圧を上げる方向に、善玉は下げる方向に働いて、2つのバランスが正しく保たれている間は、血圧も正常に維持されます。

 さて不思議なことに、コロナがヒトに感染するとき、善玉のACE2に先ずくっついて、それから細胞に飲み込まれて感染成立となるのです。コロナウイルスが何故ACE2にくっつくのか、それは神様にしか分かりません。人間にとって大事なことは、感染が成立すると、ACE2が減ってしまうということです。すると血圧のバランスが崩れてしまいます。ACE2が減ると悪玉が増えて、血圧が上がって、血管が傷ついて、血栓ができて、患者の容態が急変することがあるのです。善玉が減ると急に起こる感染症の恐怖です。

 こういう急に起こる重症化を予防するには、ACE2を増やしてバランスをよくしておくことが大事です。そこで求められることは、十分な亜鉛の存在です。亜鉛が十分にあると、ACE2が出来やすいのです。でももしかするとこんな疑問を持つ方もいると思います。「ACE2が増えるとまた感染が進むのではないか?」。そんな疑問を持つのは専門家にも大勢いらっしゃいます。しかし、心配は無用です。何故なら、血圧のバランスさえ上手く取れていれば、血栓が出来るリスクが大幅に減るからです。感染しても軽く済ませる、野球で言えば「打たせてアウトを取る」名投手のやり方なのです。

 さあ皆さん、牡蠣の季節ですよ。生牡蠣もよし、バーベキューもよし、カキフライ、ソティー、牡蠣鍋、グラタン、何でもよし。コロナの時代に無くてはならない季節の食べ物、牡蠣です。週に1回、できたら2回、何回でも食べましょう。

 もしあなたがどうしても牡蠣を食べられないというならば、そして食べ物の味が変わってきたとか、疲れやすくてよく風邪を引くとかいうのなら、薬剤師さんに相談して、製薬会社の亜鉛サプリメントを考えましょう。

薬食同源

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