2021.01.01

東京臨床糖尿病医会 第168回特別例会で発表を致しました。

令和2年9月19日、ビジョンセンター永田町にて第168回東京臨床糖尿病医会が開催され、さくら薬局グループからは、「多店舗薬局が行う低血糖防止のための糖尿病薬調剤後フォローアップの取り組み」~薬局薬剤師によるおくすり手帳を活用したシックデイカード~について発表致しました。

さくら薬局グループは、重症低血糖の原因3番目のシックデイ(感染症等にかかり、食欲不振のため血糖コントロール等が不良になること)に対応するため、お薬手帳に挟む「シックデイカード」を独自に考案しました。これは、患者自身がシックデイルールを理解すること、医師・薬剤師が一人一人状況の異なる患者のシックデイルールを共有した上で連携することを目的とした新ツールです。今回は、「シックデイカード」の概要と併せ、活用事例2件…調剤後のフォローアップと「シックデイカード」を活用した医師との連携、について発表致しました。

今後も「シックデイカード」を活用して多職種との連携を深め、糖尿病薬適正使用を推進し患者サポートに努めてまいります。
また今回の発表に対し、臨床に貢献する報告・発表を行ったとして、東京臨床糖尿病医会から『守屋美喜雄賞』を受賞致しました。

糖尿病医会①

糖尿病医会②

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