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岡希太郎先生
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第54話 誰のための薬食同源?

 つい最近、コーヒー商社に頼まれて「誰のためにコーヒーを飲みますか?」と題した短い記事を書きました。薬食同源にも通じる社会的意義を含んだ話なので、ここにも書いてみましょう。 

 「毎日誰のためにコーヒーを飲むのですか?」と聞かれれば、誰もが「自分のため、好きだから」と答えると思います。なかには「仲間と会話が弾むように」もあるでしょう。「家がコーヒー屋だから」はちょっと手抜きに聞こえます。色々ありますが、実はもっと意外で大事な答えがあるのです。

 「世のため他人(ひと)のために毎日コーヒーを飲んでいます」

 えっと思ってよく聞いてみますと、なるほどと思う話をしてくれました。

 「コーヒーを飲んでいる人は病気になり難いそうだし、病気にならなければ健康で長生きできる…だから私もコーヒーを飲んで、最後の最後に『人生にコーヒーがあって幸せだった』と言ってみたいから」

 『コーヒーがあって幸せだった』の裏に、いま日本社会で大問題になっている現象があるのです。もうお気づきでしょう。元気で長生きした人にとっては、病気知らずで医療保険も介護保険も掛け捨てになったということです。だからコーヒーを飲む習慣は、何も自分のために飲んだわけではなくて、結果として医療保険制度の赤字減らしのために飲んでいたというのです。

 そうか、毎年慣例になっているインフルエンザワクチンの社会的意義とよく似ているんだ。ワクチンを打つのは直接的には自分のためなのですが、一定の人数以上が接種することでインフルエンザ大流行のパニックを未然に防ぐ効果がある・・・これこそがワクチンが果たす社会的意義なのです。ですから、ワクチンを打たないで済ます人がいるとすれば、その人は自分がインフルエンザで苦しむリスクをもつだけでなく、社会をインフルエンザ大流行の災難に見舞わせてしまうかも知れないのです。

 ワクチンと似た社会性がコーヒーにも成り立っています。世の中の大多数が「自分がコーヒーを飲むことで三大死因病(心臓病、脳卒中、呼吸器疾患)の死亡率が減り、その分皆が元気で長生きする」。そして高額な健康保険の赤字が減る。社会が元気になる。

 なるほど、「コーヒーを飲めば自分のためになるだけでなく、社会のためにもなるってわけなのだ」。だったら今日から1日1杯増やすことといたしましょう。

 さて、毎日30種類の食材を食べて病気にならず、なっても高額医療費のお世話にならず軽く済めば、それは薬食同源の恩恵を通して大きな社会貢献をしていることになるのです。毎日の健全な食生活の習慣が自分のためだけでなく、廻り廻って社会のためになっているのです。そうと知れば、今日は20だった食材の数を明日からは25に増やしてみようか・・・などという世のため他人のための無意識の善意が自分を元気にしてくれるのです。

薬食同源

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