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岡希太郎先生
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第68話 新型コロナの薬食同源

 あまり知られていませんが、お茶やコーヒーなど、カフェイン飲料には抗ウイルス作用があります。筆者自身もコーヒーの抗ウイルス作用を実験して、有効成分を見つけたことがあります。カフェイン、ポリフェノール、ギ酸、ピリジン誘導体など色々でしたが、どれもコーヒーそのものの効き目には敵いません。4つを混ぜても敵いませんでした。

 静岡大学薬学部の山田浩先生は、静岡産の緑茶を研究して、インフルエンザ予防の実用化に成功しました。小学校の生徒たちが登下校時や休み時間に、お茶でうがいをするのです。すると日本中でインフルエンザが流行したとき、静岡大学の周辺ではほとんど学級閉鎖がなかったのです。

 昔のお年寄りはお茶の出し殻で掃除をしたり、3番茶4番茶でうがいをしました。出し殻は目に見えない埃を吸い取ってくれるし、うがいをすれば風邪を引かないと多くの人が信じて実行していたのです。今ではインフルエンザの特効薬がありますから、真面目にうがいを励行する人は減ってしまいました。

 ところが今回は違います。大阪府知事の「ポピドンヨードでうがいの勧め」はちょっとした事件になりました。「買占めはしないように」との気配りが逆効果で、あっという間に薬局・薬店からうがい薬が消えてしまったのです。「妊婦さんは使わないように」と慌てて掲示する薬局も見かけます。

 これに先立って新型コロナの特効薬探しが社会問題化していました。なかでも日本の総理大臣が「アビガンが効くので大量発注しました」との話には、多くの薬剤師や医師が度肝を抜かれたことでしょう。薬の製造・承認には厳しい法律がいくつもあるのに、全部飛び越して「大本営発表」のような大騒ぎを巻き起こしました。マスクと合わせると一体いくら使ったのでしょうか?

 ワクチンも話題になりました。特効薬が無いだけに、ワクチンの製造には世界中が期待して、首を長くして待っています。でも心配がないわけではありません。「ウイルスが変異したら、折角できたワクチンが無効になる」という心配です。あれやこれやと悩みの尽きない新型コロナですが、不思議なことに「薬食同源」の話がありません。

 新型コロナに感染するメカニズムと、持病持ちの人や高齢者が重症化しやすい理由について、かなりのデータが集まっています。逆に、子供がかかっても重症化しにくいこと、女性は男性より軽く済むこと、男女差の理由は性ホルモンの違いにあること、などなどについても研究が進んでいます。それなのに「薬食同源」の話が出てきません。

 そこで今回は、新型コロナの感染予防によいというビタミンを紹介したいと思います。次の4つのビタミンはアルファベット順に並んでいて、効き目の順ではありません。

 ビタミンA(レチノールとカロテン)

 ビタミンB3のナイアシン(またはニコチン酸ともいう)

 ビタミンC(アスコルビン酸)

 ビタミンD(活性型を選ぶ)

 これら4つのうちAのレチノールは豚肉、鶏肉に、カロテンは赤色と緑色野菜に多く、Cは野菜や果実にたっぷり入っていますから、不足することはないでしょう。問題は、B3のニコチン酸とDの活性型の選び方にあります。これら2つのビタミンの不足は、本人に自覚症状が少なく、検査でも見落とされやすい欠乏症として、体力の低下、骨代謝異常、免疫力低下、皮膚や粘膜の老化、物忘れ、その他加齢病の原因になっています。それほど大事なビタミンなのに、含んでいる食べ物があまりないのが現実です。

 そこで今回の新型コロナに備えるためには、食べ物を選んで積極的に摂ることが必要ですし、ビタミン剤やサプリメントを考えてもよいと思います。下記を参考にしてください。

  • ビタミンB3のニコチン酸・・・お米、ヒラタケ、大粒ピーナッツ、深煎りのコーヒー、そして薬を飲むならノイビタZEがあります。
  • 活性型ビタミンD・・・キクラゲ、鶏レバー、豚レバー、日光浴、そしてカワイ肝油ドロップなどがありますが、詳しくは薬剤師さんに相談することをお勧めします。

薬食同源

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